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01/28水-第6回にちなん飫肥杉商品開発調査研究会に、途中からだったけど参加してきた。試作品のこと、02/20金「飫肥杉デザインセミナー」のこと、スギコレのこと、秋の史上最大スギイベントのこと、参加者が思う杉のこと、などなど盛りだくさんで中身の濃い会だった。 ![]() ![]() ■ 試作品のことでは、実際に試作品を取り囲んで、打ち合わせが進んだ。会議室の既存の長机よりも、メンバーの距離が近く、立ち位置や向き合う角度も自在に変えられ、次から次にアイデアが出た。何しろ、実際に試作品に腰掛けながら、デスクでメモりながら、それを使いながらの議論だから、話も進むはずだ。 ■■ 02/20金「飫肥杉デザインセミナー」のことは、後日詳しく告知させていただく。 世界的なデザイナー川上元美氏を日南にお迎えし、デザインのお話しを聞いた後、試作品を実際に使用しながらの杉談議を予定している。そこでの試作品に対する生の声を改良などに活かしたい。 02/20金は、14:00から日南市油津のテクノセンター(1Fが商工会議所)にて。 ■■■ スギコレのことでは、どうやら去年までとは少し違ったスタイルになりそうだ。 審査会場に一堂に会してプレゼン・審査が行われるのではなく、堀川運河沿いに設置された作品を審査員・作者・司会者・観客などが歩き巡りながらという構想も。テーマ(仮)は「堀川運河+杉のカタチ」というものも。(ちなみに「+」はプラスだが、読みは「と」らしく、漢字の十(とう)とかけてあるらしい。)堀川運河にとって杉がプラスに、杉にとっても運河がプラスに。 ◆ その夜の杉談議(飲み会)には参加できなかったが、用事を済ませた後、自宅で「杉」とか「+」とかについて、いろいろ考えた。 昨年秋に北部九州・唐津で開催され大成功だった杉モノデザイン展は、「杉+(プラス)」 今年のスギコレ(仮)テーマは、「堀川運河+杉のカタチ」 ボクならどう考えて、どう表現するだろう? 「+杉」 A+杉=B とか、○+杉=◎ ってカンジだろうか。 杉を知ってもらう、PRする、使ってもらう、といった目的もあるのだけれど、その成功イメージを想像すると、杉だけではない風景が浮かんできた。 例えば、商店街で杉(屋台など)を使って賑わいを創り出そうとする。A(商店街)+杉=B(賑わい)となる。日南の特産品でもある焼酎と杉(ハコ)をセットにして、贈答品として売り出そうとする。A(焼酎)+杉=B(ギフトとしての販路開拓)となる。焼酎側から見れば、買っていただくために杉と手を組む。杉側から見ても同じ。 また、地元の歴史や文化を伝えていくために、学校教育で杉のことを学ぶ。A(教育)+杉=B(歴史・社会・モノを大切にする心)となる。 でも、算数チックに考えると、「A+杉=B」=「杉=B-A」となってしまう。 賑わいから商店街を差し引くと杉が残るか?というと、そうではない。 どうやら「A+杉→B」とか「○+杉→◎」とかの方が相応しそうだ。 少し話がそれるが、ボクは野球が好きなので、何かにつけて野球に例えて考えてしまう。 まず先頭バッターが出塁したとして、これが「A」。次のバッターが何をするかというと、基本・セオリーでは送りバント。これが「+杉」。そして、タイムリーヒットが出て得点が入り、これが「B」。すなわち、「A(出塁)+杉(基本の送りバント)→B(タイムリーで得点)」となる。 ボクらの暮らしの基本・根っこは、杉文化だと思う。杉とともに暮らしを営み、文化を形成し、まちが発展してきた。 もし送りバントをしなかったら、出塁した1塁ランナーを1塁から本塁まで返すヒットを打つとなると難しくなる。 あのイチロー選手の2008年の成績で見てみると、打率は.351なので、ヒットを打つ確率は3回に1回強だ。送りバントで2塁に進んだランナーをヒットで本塁に返せるのは、この3回に1回強の確率ということである。しかし、送りバントをせずに1塁ランナーを本塁に返して得点しようとすると、長打(二塁打以上)を打たなくてはならない。イチロー選手の長打率は.451なので、ヒットを打った約35%×約45%=約16%となる。送りバントをしていれば3回に1回強の確率だった得点が、その約半分の6回に1回弱にまで激減してしまう。 なんだか話がややこしくなった。頭では分かるのだが、それを文章にするのはやっぱり難しい。要するに、「繋ぐ」「繋がる」ことが成功にとって重要だということだ。 一人の力では難しくても、みんなの力を繋いで、それぞれが持つ方法・技術を繋げて、成功へ向かいたい。 この日の会でも、また新しい人たちと繋がった。初めてお会いした木青会の方々の考え・意見も聞けたし、ボクの思いを聞いていただいた。 地元では、外部(言い方は悪いが「よそ者」)から評価されて気付くことが多い。 地元では飫肥杉のことを悪く言うのを耳にする。「傷がつきやすい」「曲がる、そる」など。でも、この地域は飫肥杉とともに発展してきた。飫肥杉の持つ「成長が早い」「やわらかく加工しやすい」「曲げに強く造船材に向いている」などの長所を活かして。 かつての長所(良)が、なぜ現代では短所(悪)になるのか。現代の人々の飫肥杉に対する、とらえ方、向き合い方、考え方、付き合い方、使い方、といったところに問題があるのではないだろうか。 かつての良を、いま、もう一度確認したい。飫肥杉で出来た古い道具や家具を調査して、リプロダクトしてみる。そこに商品開発のまた少し違った方向性・可能性が見えてくるかもしれない。 豪快なホームランは打てなくても、1つ次に進める送りバントが成功するかもしれない。 日南のまちや暮らしや風景や商売や人々。飫肥杉の力を借りて、「+杉」して、良い方向へ持っていきたい。 ▲
by obidara
| 2009-01-29 12:44
| 日南飫肥スギ大作戦
2009年がスタートしました。 ずいぶん遅くなりましたが、今年もよろしくお願いいたします。 ボクらの暮らす、宮崎県の日南市。 2009年、生まれ変わろうとしています。 03月30日、お隣の北郷町・南郷町と合併。 秋には、史上最大のスギイベント「日南飫肥スギ大作戦」。 日南も飫肥杉もボクらも、新しい大きな一歩を踏み出します。 このブログ「オビダラ日記」で、ご紹介していきます。 (少し遅いけど)新年を迎え、もう一度おさらいです。 日本全国スギダラケ倶楽部(略してスギダラ)。 ■スギダラとは・・・ 「杉だらけ」の略です(略されているのは「け」だけという話もありますが)。 スギダラプロジェクトを一言で簡単に説明すると、戦後の植林によって杉だらけになってしまった日本の山林をやっかいもの扱いせず、材木としての杉の魅力 をきちんと評価し、産地や加工者、流通、デザイン、販売など杉を取り囲むシステムを結びつけることで、杉をもっと積極的に使っていこうじゃないか! とい う運動です。 つまり、これからは山じゃなくて、街や住まいを杉だらけにしていこう! ということです。もちろん、ただダラダラと日本全国杉だらけにするのではありません。クオリティの高い、愛情のこもった、杉ならではのモノたちを世の中に広く行き渡らせよう、というプロジェクトです。 間伐材であれ、成材であれ、もともと杉には杉としての魅力があって、日本を代表する木として生活の中に溶け込んでいたはず。今、もう一度「杉の良さ」「杉の使い方」を改めて考え、気持ちよく楽しく暮らすための道具として、その使い方を提案していきたいと思っています。 「一家に一台杉の家具」をキャッチフレーズに。 (もっと詳しくご覧になりたい方は、こちらから → スギダラとは) ■月刊杉WEB版 ぜひ、こちらもご一読ください。 ぜひぜひ、(時間はかかるけど)ぜんぶ読んでみてください。 今年第1号は、2月頭に発刊予定です。 全国の会員が、今年の抱負を語ります。 ■全国各地のスギダラ支部 秋田、宮崎、北部九州(福岡・大分)、関西(吉野)、日南、浜松(天竜)、東京など。 ■新しい活動 正式名称「日本全国ヤタイダラケ倶楽部」。略してヤタダラ。 ![]() ヤタイとは人と人を繋ぐ、移動式の新しいコミュニケーション装置です。状況に応じた多様なデザインを施すことで、祭りやイベントのみならず、日常の生活を生き生きと楽しいものに変えていくことが出来ます。 ヤタダラとは日本全国の地域(市民、産地、ものづくり)、行政、企業、学系、そして設計者やデザイナーなどの領域を超えたメンバーで構成し、ヤタイの企画、デザインから製作、そしてイベントプログラムとその実践までをトータルに行う専門家集団です。 (ヤタダラは、スギダラの分科会として位置付けています。) ■お知らせ スギダラ会員の杉作さんこと、SAKUTA建築設計さん。 このたび、ブログをリニューアルされました。 その中でも紹介されているのですが、日南市油津にある居酒屋「夢創菜 赤兵衛」さん。 SAKUTAさんが、店舗内改装のお手伝いをされました。 いつも満席の人気店です。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() Tel/0987-23-5930 営業時間/17:00-24:00(ラストオーダー22:30) ▲
by obidara
| 2009-01-22 06:59
| その他
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