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一緒に議論してくれる仲間を集めている。 ・「飫肥杉の船」を次代に伝えていかなくても良いのか? ・「飫肥杉の船」をこれからの日南に生かすことは出来ないのか? そんなことを議論したい。今のうちに議論しておきたい。 では、なぜ「飫肥杉の船」なのか? かつての日南の繁栄において、2大要因と呼ばれるものがある。 実際にボクも何度も耳にしたことがある。 お客さんに日南のことを紹介する際に、まず「かつて飫肥杉とマグロで栄えたまちです。」と言っているのを。 (昔話か、、、いま自慢できることはないのか???と思ったりもしたが。) 飫肥杉製の船「チョロ船」は、その2大要因を体現している日南の象徴だ!という人もいる。 チョロ船はその存在自体が、飫肥林業の歴史と、船材に適した飫肥杉の特徴を物語り、一方でマグロ・カツオ漁の裾野だった近海漁の息吹を伝えている、と。 チョロ船のこと → 日南商工会議所ホームページ しかし今、その「飫肥杉の船」が消えてしまいそうな、技術が途絶えてしまいそうな危機なのである。これまでに3艇復元され、イベントや課外授業などの体験乗船に活用されてはいるが、平成12年に復元された1号船はずいぶん古くなり、今は陸に上げられている。 造船技術も、操船(帆を掲げて帆走する)技術も、もう数名しか出来る人が残っていないと聞く。だから今のうちに、議論しておきたいのだ。「飫肥杉の船が、日南から姿を消しても良いのか」と。 この「飫肥杉の船」がキッカケになって、漁業と林業が、海と山が、繋がると良いなぁ・・・とも思う。海から山まで、海の幸も山の幸もあるという、日南の強みを生かして、日南らしいコト、日南にちなんだコトがおこせないか。 このグループ「(仮称)日南の船を伝え活かす会」のメンバーは、あくまでも例だ。興味のある方々に集まってほしいと願っている。実際に仕事として林業や木材業や漁業に関わっている必要は、ないので。 では今年、具体的に何をするのか? 大きく3つである。「体験してみる」「やってみる」「議論する」の3つ。 まず、「体験してみる」のは、沖縄で毎年開催されているサバニレース。 サバニレースの詳しいことは → サバニ帆漕レース公式ホームページ 一昨年(2011)のレース映像には、飫肥杉トロフィーも登場している → 第12回サバニ帆漕レース映像 沖縄の飫肥杉製の帆走漁船「サバニ」も、今のチョロ船と同じ課題を抱えていた時期があった。しかし、いち早く気づき行動し、2000年からレースが始まった。レース出場のために、新船を発注する人も増えて船大工の仕事が復活し、帆を掲げて船を操る練習を通じて、サバニへの愛や継承の意思を強くしていった。 去年も参加(といっても、伴走船に乗り見学)させていただいたのだが、今年はレースに参加させてもらえるかもしれない。 去年のレポート → 2012年度 第13回サバニ帆漕レース そして次に、「やってみる」のは、自分たちで飫肥杉の船を造ってみて、そして海や堀川運河でそれに乗ってみる、操ってみる、といったコトをやりたい。水に浮かばないかもしれない。転覆するかもしれない。進まないかもしれない。ボクは溺れるかもしれない。そのときは、そのときで、「失敗は成功のもと」と胸を張って笑いたい。 そうした経験(ほんの触りだけなのかもしれないが、)をして、「議論する」ことにしたい。 「飫肥杉の船が、日南から姿を消しても良いのか」 漁業で飫肥杉製の船を使うことはもうないかもしれないが、他のコト(例えば、海遊び、船遊び、釣り、観光船など)に生かせないのか。例えば、堀川運河に行けば、いつでも飫肥杉の船に乗られて、運河沿いの船着き場まで水上を移動できて、各船着き場に近くにはカフェやヤタイや海の幸、山の幸。そんな素敵な未来は描けないものか。 ボクだけでは、とても描けない。 いま、仲間を集めている。 よろしくお願いします。 ● 宮崎日日新聞で通算126回も連載されたシリーズ「木と人」では、その第4部「帆に風受けて ~サバニとチョロ船の行方~」と題して、飫肥杉の船が計25回も取り上げられた。 今日は、そのうち第24回と第25回の記事を紹介するので、ぜひ読んでいただきたい。 (クリックすると、記事が拡大) 昭和32年のチョロ船。かっこいい。 (健)
by obidara
| 2013-06-10 15:27
| サバニとチョロ船
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