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08/25(火) 各界を代表する、世界的にも著名な豪華パネラー陣が、「杉」をテーマに語り合いました。 日南は、かつて飫肥杉に支えられてきました。いま、その飫肥杉が弱い立場にあります。 現代の私たちは、飫肥杉を支え、守り、その活動を通じて、日南に自信と誇りと元気を取り戻すことが出来るのでしょうか。 会場となったのは、日南市文化センター。 宮崎県では最も早い昭和37年に多目的ホールとして開館しました(ボクの叔母は、ここで結婚披露宴をしたそうです)。丹下健三研究室による設計で、日南海岸の波状岩をデザインした傾斜面ばかりのコンクリート打放し仕上げ。 では、パネラーを紹介して、ディスカッションについてレポートします。 (メモ書きしたものを箇条書きにして報告します。雑で、分かりにくくて、スミマセン。。。) ■ 内藤 廣 氏 (建築家・東京大学大学院教授) 主な実績/海の博物館、牧野富太郎記念館、ちひろ美術館、日向市駅など ■ 篠原 修 氏 (土木設計家・政策研究大学院大学教授) 主な実績/JR東日本東京駅高架橋、辰巳新橋、勝山橋、津和野川護岸・広場など ■ 川上元美 氏 (デザイナー) 主な実績/NECプラズマテレビ、TOTOシステムキッチン、コーヒーBrendyパッケージなど ■ 南雲勝志 氏 (デザイナー) 主な実績/照明デザイン(門司港周辺再開発、皇居周辺道路環境整備計画など)等・にちなんにちなんだ飫肥杉商品デザイン ■ 吉田利生 氏 (宮崎県木材青壮年会連合会会長) 吉田産業合資会社 代表社員/ウッドエナジー協同組合 代表理事 ◆ ヤタイに座ると落ち着く。杉の感じがすごくイイ。 ヤタイには空間ができる。 杉で起きていることは日本の中で起きていること。教育でも土木、建築、デザインでも。 秋田の能代の上流、窓山。デザインで、持続的に人が住んで幸福に暮らすようにするのは難しい。 市や森組や地元は、最初に来たときより元気。 一緒にやることがキッカケ。デザインするプロセス、ともにつくっていく。 ビンボーだと人間関係も貧しくなる。居場所もなくなる。 日南にいい場所つくれば、居場所ビンボーを減らせる。 市民が「これは僕の場所だ。」と言える場所がどれだけつくれるか。 スギと日本人の関係がよくなくなってから、社会もおかしくなった。 日本人はスギにもっと感謝していい。スギによって繁栄した街が今、スギのことをどれだけ考えているか。「日南は飫肥杉を救えるか」と考えるとヒントが。使い方はどこにも負けない!ぐらいになってほしい。 杉を使って人が楽しく元気に。杉がテーマなら全国と話ができる。 団体旅行から家族・個人へ。それを地元らしく、どうもてなすか、地場がどう使っていくか。 つくる側、使う側、両方を見直すべき。日本は文化が合流。 イタリアは家具を何代も引き継ぎ、大事に長く使う。パーティーで人を迎えるので家具も気にしている。生活の中の興味。 築35年の古い長屋の一角に住んでいる。ニトリで買ったソファ(畳の部屋)、壁は合板。 自分たちで杉は住宅部材と決めている。杉コレでは、考えつかないようなアイデア。 自分ちのイスを杉に変えることから。今座っている、この杉イスは温かい。 日本は自殺大国、うつ大国。人工の材料に囲まれすぎ。スギさわると対話(手アカも付く)。 このテーブルの原風景を感じる。茶人が室町時代に杉を見い出し、表に出した。 良さを活かしながら、作り方を工夫(手作りに工業的・産業的要素を入れる)。 日南と日向じゃ家具も違うだろう。自慢比べあってもいい。 今の日本の技術なら10階建ぐらい、木造でマンションができるだろう。全部木じゃなくても柔らかさ、優しさが違う。夢見橋や、ボードデッキ、飫肥杉課もできた。「日南の小中学校はこれから全部木造で!」ぐらいのことを日南の約束として言ってほしい。ストレスも関係。精神に与える影響ある。 音響もよい。においも、音も。自然素材だから。 次の世代をつくる人をつくるべき。地産地消、テストケースで安く作る。日南のイメージも良くなる。 大手ハウスメーカー市場は、そう遠くなく崩れる。住宅部材に特化せず、生活全般を支援する市場をつくるべき。 もともと木だったオフィス家具が、売り手の均一化、売りやすさでスチールに。 杉に置き換えても何のそん色もない。 日南の印象「白いまち」。外壁が白い。白い壁は罪。化学材、吹き付け材か新建材。安い壁が埋め尽くす町だ。外壁開発やって、山も街もキレイになるよう、建築士会はいいサンプルを早く作れ!エージング(年とったら)もっともミスボラシク見える材だ。 なぜ杉で人が繋がるのか? 杉が弱いから、知恵出し合ってプラス思考になっていくから。 杉だけ考えず、全部(杉、田、魚)の中の杉と考える。 杉は縦に植える。下から見たらキレイ。 横に植えた方が作業しやすいが、50年先を見た先人の知恵。 杉コレ終わった後に、杉コレのような関係性のあるコトを続けるべき。 日南だけじゃなく南九州のものづくり。過去の杉コレ開催地ともつながって。 知名度の問題。ここに来るまで「飫肥」が読めなかった。 杉コレも5回目なら、普通の人が手で取れるようPRも必要。パンフも。 我々が、なんでココにいるか。。。 宮崎は都会で忘れている何かを思わせる。 杉があるから地元とコミュニケーション交流できる。
by obidara
| 2009-09-05 18:38
| 杉コレ in 堀川運河
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