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飫肥杉仮面は、なぜ誕生したのか? 飫肥杉仮面は、どこへ向かっているのか? そんな、趣旨というか思い、体験談、展望など、 あらためて書き綴ってみました。 ご覧ください。 写真は、5月18日に宮崎市内で開催されたシンポジウム「木で、未来をつくろう!in宮崎県」の登壇者による、控室での記念写真です。このシンポジウムの内容は、6月21日の宮崎日日新聞で紹介される予定です。 ● 「飫肥杉仮面について」 2014/06/12 飫肥杉仮面レッド かつて日南市は、飫肥杉の丸太で潤っていた。 現代では、付加価値のある製品を市内で製造し販売している。 製材品の用途の、ほとんどは建築材であり、 一度に出る量も圧倒的に建築材の方が多いのだが、 近年、建築材以外の方法で、飫肥杉を普及しようという動きが起こった。 例えば、「日南飫肥杉デザイン会」によるobisugi design(家具や日用品)、 SUGIFT(ギフト商品)や、「NPO法人ごんはる」のバッグ、ランプシェードなど。 それでも、飫肥杉に関心の無い、特に若い世代や、 そのような商品が必要ない方々には、あまり関心を示していただけなかった。 さらに広く(浅く広くと言えるかもしれない。)飫肥杉に興味・関心を持ってもらうために。 飫肥杉を知ってもらうために。そんな入り口づくりとして。 そのような思いの中、考え付いたのが「飫肥杉製の仮面」だった。 ごんはるの飫肥杉バッグは、持ち歩き、他人の視野に入るアイテム。 そのへんも参考になったのかもしれない。 あのバッグは、ほぼ必ず相手に「え?それ、木?」と言わせる。 そうなったら狙い通り(たぶん)。「日南の飫肥杉で作りました。飫肥杉は・・・」 という、コミュニケーションやプロモーションのキッカケを作ってくれるアイテム。 では、飫肥杉製の仮面はと言うと、やはり、ほぼ必ず「え?それ、なに?(笑)」となる。 この「(笑)」が大切だ。相手が笑顔(苦笑いも含む。)になると、素直にうれしい。 言い換えると、成功体験。 そして、バッグの場合と同じように、「日南の飫肥杉で作りました。飫肥杉は・・・」という プレゼンテーションの機会を与えられる。 しかも、遊び心も兼ね備えて。 そんな思いで仮面を装着し、飫肥杉仮面と名乗り、講演や取材、イベントなどの あらゆる機会で変身し、笑われてきた。いや、笑顔づくりをしてきた。 最近では、テレビや新聞、雑誌、ラジオ(笑)などに、素顔で出ることがなくなった。 (次第に、本名で呼ばれなかったり、「あれ?今日は仮面は?」とガッカリされたり、 複雑な心境(笑)になることも増えてきたのだが、確実に「飫肥杉」をインプットしてもらっている。) しかし、たった1人では、知ってもらう・広めるのにも限界がある。その輪が小さい。 では、どうするか? 飫肥杉仮面を増殖させ、いくつもの輪を増やしていく。仲間、分身、支店、営業所。 これまで、お祝い返しやプレゼントなどのシーンで、飫肥杉仮面を贈ってきた。 ブログ「オビダラ日記」では、材料の入手方法や製作方法もオープンにした。 そして、ついに、遅ればせながら、多くの声にこたえる形で、 飫肥杉仮面を商品化することにした。 ボクは何もできないので、いろんな方々に協力をお願いした。 皆さん、趣旨を理解していただき、快諾してくださった。 購入してくださった方々が、飫肥杉仮面に変身し、 飫肥杉PR戦隊として楽しんでくださることを願っている。 そして、飫肥杉への興味・関心を広げる営業マン(もちろんウーマンや ボーイ、ガールも含む。)になっていただき、 さらには、仮面を見た相手を笑顔にする栄養マン(同前)に。 ボクが感じているように、「人と人を繋げる、飫肥杉の魅力」を体感してほしい。 あと1つ。体験談を。 飫肥杉仮面に変身すると(仮面を着けると)、勇気が出る。 大人数の前で、喋ったり歌ったり踊ったり。 カメラの前で、ポーズをとったりダジャレを言ったり。 普段の自分、素顔ではとても出来ないようなことが、なぜか何とか出来るのだ。 もっと違う場面で装着すれば、新たな可能性が発見されるだろうと思う。 飫肥杉仮面の発売開始に向け、100枚発注した。 1枚500円程度で販売したいと考えている。1000枚売れないと赤字だ。(笑) 発売開始日や販売店など、詳しいことが決定したらお知らせします。 もうしばらくお待ちください。 ● おまけ(あるサイトの受け売りですが) 「マーケティング 4P」 マーケティングを構成する4つの要素 ・Product(製品) ・Price(価格) ・Promotion(プロモーション) ・Place(流通) ・Product(製品)では、「何を売るか?」という「製品戦略」を考え、 製品やサービスを企画し、開発する活動を行う。 ・Price(価格)は、「いくらで売るか?」という「価格戦略」であり、 競合や市場の価格、売上、利益を考慮したうえで最適な価格設定を行う。 ・Promotion(プロモーション)は、「どのようにして知ってもらうか?」という 「プロモーション戦略」であり、ターゲット顧客や販売スタイルにあわせて、 どのような方法で製品やサービスの存在を知らせるのかということを考える。 ・Place(流通)は「流通戦略」であり、「どこで売るのか?」を考え、 ターゲット顧客に対して流通経路や納期、入手のしやすさなど、 いかに最適に製品やサービスを提供できるかという点を考える。
by obidara
| 2014-06-12 21:15
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